StockPointの評価と評判

StockPointの基本と活用方法

StockPointは提携先のポイントをストックポイント（SP）に交換して、そのSPを使って個別株式に疑似投資をします。運用を辞めたポイントはもとのポイントに戻すことができます。

また、ネット証券のSBI証券に疑似投資をした株式を移すこともできます（100株相当以上の場合）。

なお、StockPointはそれ自体のポイントを貯めるのではなく、他社のポイントプログラムと提携していて、その他社ポイントをStockPoint（SPポイント）に交換して、株式の疑似投資をするようになっています。

	StockPoint
ポイント投資タイプ	ポイント運用（ポイントのまま運用される）
購入対象	・個別株式（約170銘柄） ・外貨（米ドル） ・REIT ・投資信託 ・仮想通貨
証券口座	不要 ※株式を証券会社に移す場合はSBI証券の口座が必要
購入単位
利用可能なポイント	SP（以下のポイントと提携しています） ・永久不滅ポイント ・ドットマネー ・エムアイポイント
売却時のポイントの扱い	ポイントとして戻る

 

StockPointの抱えている大きな2つの問題

システム的に抱えている問題は以下の二つです。

• ポイント交換時の減価がひどい
• 配当金が反映されず配当落ち分が必ず損になる

ポイント交換時の減価がひどい

「永久不滅ポイント運用サービス」でも言及しましたが、StockPointで投資をするには他社ポイントをSPに交換する必要があります。

• 永久不滅ポイント：5円相当→4円分のSP　約20%の減価
• エムアイポイント：600円相当→500円分のSP　約16.7％の減価
• ドットマネー：100円相当→95円分のSP 5%分の減価

ポイント交換するとこで、それだけ価値が低下するわけです。これまで貯めていたポイントをストックポイントに交換するだけで5～20%の価値が消滅することになります。高すぎ！！

さらに、運用したストックポイントを戻すときもポイントの価値が減ります。

• 永久不滅ポイント：5.1円のSP→5円分のポイント　約2%の減価
• ドットマネー：100円のSP→98円分のSP　約2%の減価

こうなります。

売買して10%を超えるような手数料を払うというのであれば、素直に普通に株を現金で買う方が良いです。ネット証券なら株の売買手数料は0.1％以下ですよ。

 

配当金が反映されず配当落ち分が必ず損になる

もう一つのネックは運用にあります。

StockPointで運用される株式には配当金がつきません。普通なら配当金が出ている株であっても、配当金が1円ももらえないのです。StockPointで購入可能な株は比較的配当利回りが高い株も多いのですが、その配当金が1円も出ないというのは大損です。

 

StockPointはコスト高めでポイント運用として厳しい

StockPointはポイント運用の仕組としては面白いのですが、いかんせんコストが高すぎます。これならなんで面倒なことをしてまでわざわざポイント運用をする必要があるのか？という内容です。

 

StockPointの口コミ・評判

口コミ投稿フォーム、クラウドソーシングでの調査、SNSインタビューなどで得られた「StockPoint」の口コミ・評判です。

-良いと回答した口コミ-

良い

なし

-普通と回答した口コミ-

中立

なし

-悪いと回答した口コミ-

悪い	これは、やる価値あまりないでしょう。普通に株をネット証券で買う方がいいですよ。それこそSBIネオモバイル証券なら小額投資で実質手数料無料ですよ。 2019年11月2日
悪い	ドットマネーのポイント交換で増量キャンペーンをやっているときに試してみました。よく読んでいなかったのが悪いのですが、ドットマネーに戻すときは手数料かかるし、配当金はもらえないわで大損した気持ちです 2019年9月15日

 

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